新華網北京6月13日(記者/汪涌、林徳韌)国際オリンピック委員会(ICO)のバッハ会長は12日、北京で五輪エンブレムを刻んだ北京冬季五輪タワー落成式に出席した。北京の中心地にある高さ246.8メートルのシンボル建築は、北京オリンピックタワーと命名され、五輪エンブレムが永久使用される。
バッハ会長は落成式で次のような祝辞を述べた。五輪エンブレムはオリンピックの精神を北京市民の中心地に再び呼び戻した。中国は輝かしい北京2008年五輪とそれが残した五輪の遺産に誇りを持つべきだ。
北京冬季五輪組織委員会の王安順執行主席は、次のように表明した。北京オリンピックタワーの命名と五輪エンブレムの永久使用は、北京の栄光であり、五輪の財産を有効利用し、五輪精神を大いに発揚することは、積極的な促進作用をもたらす。2008年五輪以降、北京は一貫して五輪シティの発展の推進に注力してきた。北京は張家口と手を携え、2022年冬季五輪の開催権を獲得し、五輪シティ建設の新しい道程がスタートした。
ICOは五輪の開催都市が五輪エンブレムを永久に誇示するための活動を推進しつつある。昨年8月、バッハ会長は初めてタワーに登って見学し、このタワーが五輪エンブレムを永久使用することを確定した。今年1月、ICOが「北京オリンピックタワー」に命名することを認めた。