新華網北京6月6日 2016年5月19日、日本・沖縄県警は死体遺棄の疑いで、在沖縄米軍の軍属男性1人を逮捕した。この事件はG7サミット(主要7か国首脳会議)の開幕前に発生し、オバマ大統領が広島を訪問する際、日米同盟関係に暗い影を落としたことは言うまでもない。
2012年10月20日、日本の東京都民2人が手にプラカードを掲げ、抗議のスローガンを叫んだ。
現在、日本に駐在する米軍およそ4万7000人のうち、7割以上が沖縄に駐留する。沖縄県警の統計データによると、米国が1972年に沖縄を日本に返還してから2015年末までに、沖縄米軍および軍属による刑事事件は累計で5862件に達する。各種のケースのうち、民家侵入や車内の物品を標的とするなどの窃盗事件が50 %を占め、傷害、脅迫などの暴力事件が18 %占める。また、1996年に米軍兵士3人が小学6年生1人を強姦した事件を含む殺人、強姦などの凶悪事件は9.7%を占めるという。
2016年に入ってから、「死体遺棄事件」以外にも、わずか5ヶ月の間に在日米軍が日本人女性にわいせつな行為をしたり強姦したりする凶悪事件が2件も発生している。
デモ隊が沖縄米軍嘉手納基地のゲート前に集まり、米軍基地閉鎖を求める。