深セン銀湖山馬塘尾訓練基地内から8日、時おり嬉しそうに笑う声が聞こえてきた。ここでは幼稚園児向けの基地開放イベントが実施されていた。深セン海倫幼稚園の60人の子供たちは、保護者と教員に率いられ、武装警察広東国境警備機動支隊に足を踏み入れ、基地の生活を体験し、軍人と触れ合った。
子供たちはイベント中、幼稚園の教員に率いられ書類整理を学び、隊列、捕獲術、受け身などの訓練と、警察用装備を見学した。寮では「兵士のお兄さん」が、布団を「豆腐大」に畳むのを目にした。5歳の湯軻文くんは「兵士のお兄さん」に布団のたたみ方を尋ね、覚えるとすぐに自分の「新技能」を保護者に誇った。子供たちと保護者は訓練場で、短い軍事訓練を受け、賑やかに軍人さながらの体操を楽しんだ。敬礼、起立、軍歌、布団たたみ、大釜の飯など、同幼稚園の子供と保護者は一風変わった基地内の生活を体験した。
兵士たちと一日ふれあうと、子供たちは目に見えて成長した。イベント終了後、同幼稚園の張園長は「兵士たちは子供たちの良き見本となった。子供たちにとって、今回は特別な授業になった」と話した。
関連記事: