28日に開幕した第8回グローバル モバイル インターネット カンファレス(GMIC)において、中国IT大手のテンセントはモバイル決済セキュリティに強いスマートブレスレット型デバイス「Qkey」を発表した。その他の大半のウェアラブルデバイスと同様に、このスマートブレスレットは時間表示、運動のチェックといった機能を持ち、同時にオンライン決済サービス、第3者決済サービスのUSBセキュリティキーとして使用できる。北京日報が伝えた。
このブレスレットはショートメールの認証コードの代わりに使用でき、モバイル決済セキュリティの大きな見どころとなっている。同社ワイヤレスセキュリティ製品事業部の申子熹副総経理は、「モバイル決済セキュリティで最大の弱点となっているのは、決済許可と決済用端末を切り離せない点で、さまざまなリスクを生んでいる。例えば携帯電話のウイルスは決済の認証コードを盗み、これを使い資金を引き出すことができる。決済許可をインターネットに接続しないデバイスに置くことで、ウイルスに認証コードを盗まれる危険性がなくなる」と説明した。
(人民網日本語版)
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