中新網によると、オセアニア諸島のミクロネシアから出航した3人の男性が遭難し、無人の小島に漂流した。外部からの救助を求めるために、3人は映画『キャスト・アウェイ』からヒントを得て、シュロの葉を用いて砂浜に「HELP」(救命)という文字を書き、米軍の航空機に奇跡的に発見され、最終的に救助された。
遭難事故は4日に発生した。3人は当時、船で出航し、ミクロネシアのチューク諸島に渡り飛行機に乗る予定で、航程は約3時間だった。
しかし、3人が飛行場に現れなかったことが確認され、米国の沿岸讐備隊が通報を受けた後、船舶を派遣して捜索を行っていた。米軍も日本に停泊しているP-8哨戒機1機を出動させ、捜索活動に協力した。その結果、哨戒機が7日、この無人島を通過したときに、乗員が砂浜の「HELP」という文字と地上で手に持った救命胴衣を振って相図する3人を発見した。
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