新華網海南博鰲3月25日(記者/韓墨、王存福)インターネットと越境電子商取引は世界の経済貿易の運行環境を迅速に変えつつあり、暗証コードの世界貿易ルールはどの方向に進んでいくのだろうか。3月23日、博鰲アジアフォーラムは重要なテーマ昼食会を催し、場所はフォーラムの最も核心的なメインホールに珍しく設定され、この議題の吸引力と重要度を十分に体現した。
昼食会の基調演説において、アリババ董事局の馬雲主席は中国企業界の代表として、インターネット技術に基づき、すべてのユーザーがアクセス可能な電子商取引の世界貿易システム(E-WTP)を構築すると自身の主張を提示した。馬雲主席は次のように呼びかけた。インターネットのエネルギーを用いて、世界の各種の企業と消費者を連結させ、現存する貿易の障壁と制度の分割を排除し、商品の「世界での販売、世界での購入」を実現することによって、より多くの若者、中小企業及び発展途上国がグローバル化の真の意味での受益者になる。
世界貿易体系及び規則は、ある国家の強者が弱者を虐める大棒になってはならず、以鄰爲壑(自国の利益を図るために災いを隣国に押しつける)の道具、又は業界の巨頭の私物になってはならないが、時勢に応じて変化しなければならない。現在の国際経済のエネルギーの変化を反映し、より多くの発展途上国と中小企業により公平な発展の機会、より便利なビジネス環境、より高効率の運行効率を得て、より多くの若者がイノベーションと起業の魅力と価値を実感するようにさせる。
注意する必要があることは、まさに中国でアジアインフラ投資銀行、BRICS開発銀行などの国際メカニズムの構築を提唱するときに強調するのと同じように、インターネット技術に基づく世界貿易の新ルールを確立し、新しくやり直すか、又は全体の枠組みを覆す必要があるのではなく、現行の体系の低効率と余分をなくすことを重視し、インターネット技術の本来、備わっている扁平化と相互接続の優位性を拡大し、「インターネットのエネルギー」を真に世界の経済貿易の長期的発展を駆動するポジティブエネルギーに変える必要がある。この意義から述べると、博鰲の出席者らは、 誤判断と軽視を容認できない大きな動向、大きな機会をその目で見届けたのだ。人々が行動する時が今、到来した。
(新華社より)
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