ヤン イクがボクシング留学を始めたのは2007年の韓国から。毎月の稼ぎは1000元ほどで、ファイトマネーは3000元だった。周りは“搾取されている”と感じていたが、本人はいい留学経験だと思っていた。「地下室に住んでいたが、さまざまなことを学びながら試合を続けてことができた。試合に出させてくれた韓国のコーチに感謝したい」とヤン イク。その努力が実り、2012年5月に韓国チャンピオンの栄冠を手にし、6月にはマカオの試合でアジアチャンピオンにもなった。その後アメリカに渡り、今では海外ボクシング留学の時間が最も長い中国のプロボクサーになった。(コーチの指導を受けるヤン イク)