会談の前、習近平主席はサルマーン国王が王宮弁公庁の広場で行われた盛大な歓迎儀式に出席した。新華社記者 鞠鵬 撮
新華網リヤド1月20日(記者/陳贽、霍小光、王豊豊)現地時間19日、習近平国家主席はリヤドでサウジアラビアのサルマン国王と会談を行った。両国元首は中国とサウジアラビア関係の発展を積極的に評価し、二国間関係と共通して関心を寄せる国際及び地域問題について、深く意見を交換し、幅広い共通認識に達した。両国元首はまた、中国とサウジアラビアの全面的な戦略パートナーシップを構築し、二国間関係の深層からの発展を推進し、より大きな協力の成果を上げることを共同で宣言した。
習近平主席は次のように指摘した。中国もサウジアラビアも悠久の歴史と豊かな文化が蓄積された大国で、現在は両国も経済発展の質と人々の生活水準の質を向上させる任務に直面している。中国側はサウジアラビア側と相互の体験交流と学習を行い、共同の発展と繁栄を実現することを希望している。私が2008年にサウジアラビアを訪問した当時に、両国は戦略的友好関係を確立する共同声明を発表し、二国間関係は急速な発展の新段階に入り、各分野での実務的協力が実り多くの成果を収めた。当面は国際及び地域情勢が複雑に変化している。中国とサウジアラビアは重要な発展途上国として、両国関係の水準を引き上げ、手を携えて試練と向き合う必要がある。我々は今回、中国とサウジアラビアの全面的な戦略パートナーシップを構築することを共同で宣言したことは、双方の戦略的な相互信頼を深化させ、両国の互恵協力がより大きな成果を取得するように導き、双方の国際及び地域事務における共同の利益を擁護し、拡大するために益すると信じている。