新華網リヤド1月8日 (記者王波)サウジアラビア主導の連合軍は7日、連合軍は首都サヌアにある在イエメンのイラン大使館を攻撃しておらず、イランの主張は虚偽だと表明した。
連合軍のアフマド報道官はメディアに対し、連合軍が6日の夜にイラン大使館とその周辺にいかなる軍事行動も発動していないことは調査により実証されており、また、在イエメンのイラン大使館の建物は無事で、少しも損傷がないことは調査で確認されていると述べている。
7日の早い時間に、イラン外務省のアンサリ報道官は、サウジアラビアが6日の夜、サヌアにあるイラン大使館が空爆を受けたと伝えた。イスラム共和国通信は、サウジアラビアでの空爆でイラン大使館の数名の警備員が怪我をし、大使館の建物が損傷を受けたと伝えている。サウジアラビア主導の連合軍はその後すぐに、イランの伝えた状況に対して現在調査中だと表明した。
今月の2日、サウジアラビアは著名なシーア派高位聖職者、ニムル師を処刑し、その日の深夜には大量のイラン民衆が首都テヘランのサウジアラビア大使館に集まり、大使館を襲撃し、建物に放火している。3日、サウジアラビアはイランとの外交関係を断絶し、両国関係は急激に悪化した。
(新華社より)
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