香港観光業議会の董耀中(ドン・ヤオジョン)総幹事は26日、クリスマス期間中に中国内地から香港を訪れた観光ツアー団体数が、前年比で2〜3割減少したことを明らかにした。
董氏は、メディアの取材に応じ、「元日休暇に数字が回復する見込みはない。春節(旧正月)期間中も減少が続くことを懸念している」と述べた。
董氏によると、例年のクリスマス期間中は、中国本土から1日当たり約400の観光ツアー団体が香港を訪れていた。だが今年は、約300ツアーにとどまっており、この数字はさらに減少することが予想されている。
董氏は、中国本土からの観光ツアー団体数の減少について、「旅行先として為替レートが下がった日本や韓国を検討するようになった。加えて、本土旅行客が香港で暴行を受け死亡する事件が起きたことも影響している」と分析した。
(Record China)
関連記事: