【新華社北京11月24日】中国外交部の洪磊報道官は23日、「中国は引き続き関連各国と共に、アラク重水炉改造プロセスの推進に力を注ぎ、イラン核問題の全面協議が順調に実施できるよう積極的に努力する」と述べた。
当日の定例記者会見で、ある記者は次のように質問した。欧州連合外務・安全保障政策上級代表フェデリカ・モゲリーニは22日、対外の声明を発表し、次のように示した。欧米など関係6ヵ国はすでにイランの外相とアラク重水炉改造についての“官僚公文”に署名した。しかも、イラン原子力組織のスポークスマンはこのニュースも宣言した。“官僚公文”の達成はアラク重水炉改造と全面協議の実施に何の意味があるか?中国側は“官僚公文”を達成するため、何の役割を果たしたのか?
洪磊報道官は「イランと欧米など関係6ヵ国が核問題をめぐる協議で最終合意に達したことは、アラク重水炉の改造に良きスタートを提供した。関連各方面が全面協議と共通認識に基づき、早めに重水炉の改造工程を促すべきだ」と述べた。
洪磊報道官は、中国側はアラク重水炉改造プロセス関係6ヵ国ワーキング・グループのダブル組長の一つとして、“官僚公文”を早めに達成するため、建設的な役割を果たした。われわれは他の各当事者と引き続き努力し、アラク重水炉改造のプロセスを推進し、全面協議の順調的な実施のために積極的に努力していきたい。(翻訳・編集/李大超)
(新華網日本語)
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