【新華社北京11月3日】韓国の朴槿恵大統領は2日、ソウルで日本の安倍首相と会談を行い、双方は「慰安婦」問題の早期解決に向けて早急に協議を行うことで合意した。
これは朴槿恵大統領と安倍首相にとって、それぞれの就任後初の正式な二国間会談になる。あるメディアは安倍首相の今回の韓国訪問は「外交の氷を溶かす旅」を実現したが、ソウルで数十の民間団体が集会を開き、安倍首相が日本の第二次世界大戦中の数々の罪行を謝罪していないと抗議したと報じている。
「慰安婦」問題は近年、日韓関係を前に進めることのできない溝となっている。2007年時点で韓国では約120人の「慰安婦」が健在だったが、現在では50人足らずになり、平均年齢も約90歳になっている。
(新華網日本語)
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