撮影:劉曉晶
上海師範大学は28日、同校の生命・環境科学学院昆虫学研究室の青年教師である殷子為氏らが、海南省で新種の昆虫を発見し、「海南ジュズヒゲムシ」と命名したことを発表した。殷氏らは、分類学に関する世界的な雑誌「Zootaxa」に、この新種に関する学術論文を掲載した。
ジュズヒゲムシは極めて稀な原始的昆虫で、世界で現在まで1属・39種しか確認されていない。ジュズヒゲムシは主に、赤道両側の熱帯・亜熱帯に棲息する。