資料写真
【新華社ワシントン9月24日】米国メディアは22日、ドイツの自動車メーカー、フォルクスワーゲン(VW)が米国の排気ガス検査に合格するために「不正」ソフトウェアを利用したと報じた。米国司法部はこの行為に刑事犯罪の嫌疑があるかどうかについて調査を開始した。
米国のエリック・シュナイダーマン、ニューヨーク州検事総長は同日、声明を発表し、次のように述べた。いかなる企業も環境法を回避し、ユーザーを騙す行為が容認されるべきではない。シュナイダーマン検事総長の弁公室でもVWの「不正」行為に対する調査が行われている。
米国政府は18日、VWが米国で販売したディーゼルエンジン車に排気ガスをコントロールする機能がフル稼働するソフトウエアを搭載し、排気ガス検査に合格したが、通常走行時に大量の汚染物質を排出するとして非難し、訴えた。VWは22日、これらのソフトウェアを搭載したディーゼルエンジン車は、1,100万台に上る可能性があることを認めた。
(新華網日本語)
当社サイトのコンテンツは著作権法によって保護されます。無断転用、複製、掲載、転載、営利目的の引用は禁じます。
関連記事: