今年の中秋節(中秋の名月。今年は9月27日)には、皆既月食とスーパームーンという2つの天文現象が重なろうとしている。光明網が伝えた。
今年最も期待されている皆既月食は、北京時間9月28日(旧暦の8月16日)午前に発生する。北米、南米、アフリカ、西アジア、東太平洋地域、欧州などで目にする機会がある。日中に発生するため、中国国内で観測することはできない。しかし28日夜には、今年最大で最も丸い月が鑑賞できる。
上海天文学会秘書長の湯海明氏は、「『15日の月は明るく、16日は丸い』と言われるが、月が最大で最も明るいかどうかは、肉眼では判断できない。しかしスーパームーンの日は、月表面の突起が肉眼でも捉えやすくなり、望遠鏡を使えば月の盆地やクレーターが確認できる。非常に得難い機会だ」と指摘する。
(人民網日本語版)
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