「撫順の朝顔」の大合唱でフィナーレを迎える交流会
「新感覚合唱団」を率いるのは日本で声楽の留学をした鄭盛団長。「一緒に歌えてとても嬉しい。歌は心と心をつなぐ道。歌を通して平和のメッセージを発することができるものと信じている」と日本語で挨拶をしました。
指揮をとっている鄭盛団長
交流会は熱気に包まれた中で、盛大な拍手を浴びてお開きとなりました。「楽しかった。これまで2週間、毎日練習してきた甲斐があった」と新感覚合唱団の団員の一人がその充実感を微笑みながら話してくれました。また、親子で訪れた観客からは、「日本の皆さんの思いがとてもよく伝わった。中国と日本は平和と友好が何よりも大事」と感想を述べました。
なお、「再生の大地」合唱団は交流会に先立ち、30日午前、撫順戦犯管理所陳列館を訪れ、陳列館関係者との交流会を行いました。同合唱団は2011年に結成してから、これまで2回撫順を訪れました。