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台湾各界、李登輝氏による媚日言論の再度の投げかけを厳重に反駁
jp.xinhuanet.com | 発表時間 2015-08-24 10:38:48 | 新華網日本語 | 編集: 吴寒冰

 【新華社台北8月23日】李登輝氏が近ごろ日本のある雑誌に寄稿し、台湾に対する日本の植民地統治を再び美化したが、台湾各界から直ちに厳重な反駁を受けた。

 李氏は文中で、第二次世界大戦中に李氏がその兄と日本軍に参加したことを回顧し、兄弟二人が「正真正銘の『日本人』の身分で祖国のために力戦した」と主張している。台湾当局の指導者、馬英九氏による抗戦勝利70周年の記念活動の開催及び台湾で慰安婦記念館の開館が予定されていることに対し、李氏は、70年前に日本と台湾は「同一国家」で、いわゆる台湾が日本と戦った(抗日)という事実はない。台湾の慰安婦問題はすでに解決済みで、昔のことを再び取り上げるのはまったく意味がない。馬英九氏による抗日戦争記念設立の目的は「日本に対する嫌がらせで、中国側の歓心を買おうとしている」と主張している。

 李登輝氏の今回の言論に対し、台湾総統府の陳以信報道官は20日、厳重に反駁し、次のように強調した。今年は抗戦勝利並びに台湾光復(主権回復)70周年にあたる。当局が一連の活動を開催する目的は「戦争の残酷さ、平和の尊さ」を気づかせるためで、侵略の過ちは許されるかもしれないが、歴史の真相は忘れてはいけない。李氏の「台湾の慰安婦問題はすでに解決済み」との主張に対し、陳報道官は、「この言葉は無知でなければ、冷血だ。」と述べている。

 中国国民党文化伝播委員会の楊偉中副主任委員は20日は、次のように表明した。台湾は日本統治時代の植民地だったが、台湾人民は十分に完備された公民権を享受できず、言語や文化、伝統は抑圧されていた。台湾人民にとって、日本は決して「祖国」ではないことから、武装した抗日戦争や民族運動が起きたのだ。李氏が日本の保守派や右翼の史観に呼応したことは、台湾人民を傷つけ、台湾の民族運動の歴史的意義を抹殺した。

 台湾の抗日志士、丘逢甲の子孫で、台湾抗日志士親族協進会理事長の丘秀芷氏は記者に、李登輝氏は己を騙し人を騙し、日本の右翼勢力の歓心を買うために恥知らずな言論を何度も投げかけているので、台湾社会は李氏を厳重に非難するべきだと述べている。

 

(新華網日本語)

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台湾各界、李登輝氏による媚日言論の再度の投げかけを厳重に反駁

新華網日本語 2015-08-24 10:38:48

 【新華社台北8月23日】李登輝氏が近ごろ日本のある雑誌に寄稿し、台湾に対する日本の植民地統治を再び美化したが、台湾各界から直ちに厳重な反駁を受けた。

 李氏は文中で、第二次世界大戦中に李氏がその兄と日本軍に参加したことを回顧し、兄弟二人が「正真正銘の『日本人』の身分で祖国のために力戦した」と主張している。台湾当局の指導者、馬英九氏による抗戦勝利70周年の記念活動の開催及び台湾で慰安婦記念館の開館が予定されていることに対し、李氏は、70年前に日本と台湾は「同一国家」で、いわゆる台湾が日本と戦った(抗日)という事実はない。台湾の慰安婦問題はすでに解決済みで、昔のことを再び取り上げるのはまったく意味がない。馬英九氏による抗日戦争記念設立の目的は「日本に対する嫌がらせで、中国側の歓心を買おうとしている」と主張している。

 李登輝氏の今回の言論に対し、台湾総統府の陳以信報道官は20日、厳重に反駁し、次のように強調した。今年は抗戦勝利並びに台湾光復(主権回復)70周年にあたる。当局が一連の活動を開催する目的は「戦争の残酷さ、平和の尊さ」を気づかせるためで、侵略の過ちは許されるかもしれないが、歴史の真相は忘れてはいけない。李氏の「台湾の慰安婦問題はすでに解決済み」との主張に対し、陳報道官は、「この言葉は無知でなければ、冷血だ。」と述べている。

 中国国民党文化伝播委員会の楊偉中副主任委員は20日は、次のように表明した。台湾は日本統治時代の植民地だったが、台湾人民は十分に完備された公民権を享受できず、言語や文化、伝統は抑圧されていた。台湾人民にとって、日本は決して「祖国」ではないことから、武装した抗日戦争や民族運動が起きたのだ。李氏が日本の保守派や右翼の史観に呼応したことは、台湾人民を傷つけ、台湾の民族運動の歴史的意義を抹殺した。

 台湾の抗日志士、丘逢甲の子孫で、台湾抗日志士親族協進会理事長の丘秀芷氏は記者に、李登輝氏は己を騙し人を騙し、日本の右翼勢力の歓心を買うために恥知らずな言論を何度も投げかけているので、台湾社会は李氏を厳重に非難するべきだと述べている。

 

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