【新華社北京8月17日】今年は中国人民抗日戦争並びに世界反ファシズム戦争勝利70周年にあたる。今に至っても、日本の右翼勢は依然として絶えず謬論を発表し、侵略戦争の否定、戦争犯罪行為の隠蔽、戦争の意図への美化を企てている。
【謬論その一】「侵略定義未定論」——国際法的に「侵略」の定義は定まっていない。
国際連合の発足から東京裁判やニュルンベルク裁判、および戦後国連が採択した一連の文書まで、国が武力を通して他国の主権と領土を侵害し、他国の国民を酷使するやり方は、一貫して「侵略」の定義の中の核心的な内容だ。日本の右翼勢力が「侵略定義未定論」を理由として、対中戦争の侵略的性質を否定することは、完全に概念のすり替えだといえる。
【謬論そのニ】「侵略功労論」――日本の対外戦争の発動は「大アジア主義」を励行し、アジア諸国が西側の植民者を追い払い、イギリス、米国といった国々の植民地体制の破壊を支援した。
日本の侵略者がアジア諸国の「支援」というの旗じるしを掲げて、アジアを独占し、災いをもたらす行為をし、他国の領土で焼殺や略奪を行ったことのどこが「解放戦争」だというのか。どこがアジアの隣国を「支援」したというのか。