巨大規模のユーザー数という強みのほか、百度は音声認識技術の研究でも世界トップレベルを誇る。百度の約40人の研究チームは2月より、中国共通語を処理する人工神経ネットワークの構築を開始した。この技術により、機械はより高い計算能力で複雑な言語を処理できるようになる。また百度の大量のユーザーデータと結びつけることで、同製品は520種類の一般的な疾患を判別し、全国各地の90%の最も一般的な医療問題を解消できる。
「AskADoctor」のPC版がすでにリリースされており、モバイル版も間もなくリリースされる予定だ。百度は将来的にこの製品を、中国でデジタル化の初期段階にある医療記録と結びつけようとしている。「AskADoctor」は百度のO2Oの医療分野における新たな試みであり、技術的手段により利用者と現地の医師の間に便利なルートを構築する。
(チャイナネット)
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