美的集団股フェン有限公司と株式会社安川電機の完全子会社である安川電機(中国)有限公司は4日午後、業務提携に関する発表を共同で行った。双方は、「広東美的安川服務機器人(サービスロボット)有限公司」と「広東安川美的工業機器人(産業用ロボット)有限公司」という合弁会社2社を共同で設立する。中国日報網が報じた。
美的の持ち株率は、「広東美的安川服務機器人有限公司」が60.1%、「広東安川美的工業機器人有限公司」が51%。安川電機は、ロボット、コントローラ、サーボ モーター、システム工学などを業務内容とする。美的集団の方洪波 董事長は、「設立する合弁会社では、サービスロボットと産業用ロボットをそれぞれ生産する。これらの製品が家庭や工場に入ることで、人々により良いサービスを提供できるだろう」とコメントした。
美的集団はこれまでに、エアコン大手の米キャリアや日本の東芝と販売ルートでのタイアップを行ってきたが、今回の安川電機との提携は、主に技術面での提携となる。
美的集団は2013年に清掃ロボット業界に参入、2014年にロボット研究所を設立、2015年には、「華南ロボット研究院」の設立に発起人として携わった。
(人民網日本語版)
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