9月3日に中国・北京で行われる抗日戦争および世界反ファシズム戦争勝利70周年の閲兵式に向けて、北京の目抜き通り長安街では、長さ18キロにわたり設置されている6000組を超えるフェンスの取り替え作業が進められています。首都鉄鋼総公司が明らかにしました。 情報筋によりますと、記念行事で長安街の町並みをより美しく見せるため、北京市は今年、道路の改良と景観の向上プロジェクトに取り組み、この5月に長安街沿いの新たなフェンスの製造を首都鉄鋼総公司が担当することが決まったということです。
首都鉄鋼総公司は12日までに復興門から建国門までの南北両側などにある11キロにわたるフェンスの取り替え作業を終え、15日までに第1期プロジェクトである13キロの作業を終了させるということです。
なお、リニューアルされたフェンスは折れにくいステンレスでできており、デザインには故宮、天壇などの北京の代表的な建築物を参考に、ハスの花、如意(もともとは僧が手に持つ道具で、その頭部は雲形の模様になっている)など民族色のある装飾図案を取り入れているということです。
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