2015年7月29日、環球時報(電子版)によると、中国は2020年にも日本を抜き、世界3位の原子力発電大国になる見通しだ。
米誌テクノロジー・レビューによると、中国では現在、発電力全体に占める原子力発電分の割合は2%にとどまっているが、急ピッチで原子力発電所の建設を進めている。東日本大震災で日本の原発が操業を停止する中、中国は新たに原発11カ所を新設。年内にはロシア、韓国を抜き、米国、フランス、日本に次ぐ世界4位の原発大国になると予測されている。
世界原子力協会のデータによると、中国は稼働時の原子力発電量を現在の2300万キロワットから5800万キロワットに倍増させる計画。さらに3000万キロワット分を海外輸出する目標を掲げている。世界全体で64カ所ある建設中の原発のうち、中国にはトップの24カ所があり、ロシアの15カ所を大きく引き離している。
(新華網日本語)
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