【新華社香港7月28日】世界最大の船上図書館「ロゴスホープ号( Logos Hope)」は香港寄港が4度目になり、27日にはオープニングセレモニーが行われ、各国の民族衣装を身にまとった乗組員によるウェルカムチームがパフォーマンスを行い、会場を沸かした。
「ロゴスホープ号」は香港・ハーバーシティ(海港城)のマリンターミナルに停泊している。船内の「図書展示コーナー」には5000種余りの低価格の本が展示してあり、科学、スポーツ、料理、芸術、医学、哲学および児童図書や教科書といった内容の本を含めている。船上図書館「ロゴスホープ号」は、ドイツの非営利慈善団体「GBA ships(Good Books for All)」によって運行しておりその趣旨は希望と知識を世界中に届けることにあるという。「ロゴスホープ号」のガシラン(音訳)事務局長は、今回の香港訪問は当船がアジアの旅を終える前の最後の寄港となる見通しで、8~10年後に香港を再度訪問する予定だと表明している。