アメリカのカーター国防長官が19日、イスラエル訪問を開始しました。20日にヤアロン国防相、21日にネタニヤフ首相とそれぞれ会談し、イラン核協議の最終合意などについて論議します。
イスラエルはイランの核問題をめぐる協議の最終合意に強く反発し、ネタニヤフ首相は「歴史的な誤りだ」と批判し、イランの核兵器保有を阻止するために軍事的手段を辞さないとの立場を表明しました。
一方、オバマ米大統領とケリー米国務長官は、それぞれネタニヤフ首相と電話会談し、イスラエルの安全を全面的に支援する約束を改めて強調し、軍事力の向上を助け、両国間の安全保障と情報協力を強化させていく姿勢を示しました。
(中国国際放送局)
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