2015年7月18日、カンフースターのブルース・リーと交際関係にあった元女優ベティ・ティンペイ(丁珮)が回想録を出版。ブルースの死の状況が克明に記されている。聯合報が伝えた。
ベティ・ティンペイは1960~70年代に活動した台湾出身の女優。72年にブルース・リーと知り合って不倫関係に陥り、翌年にブルースは彼女の自宅で急死した。ブルースについてつづった最新の回想録「李小龍和我的旧時光:半生修行、一生懐念」では、死の状況が克明に記されている。
1973年7月20日夜、ベティの家にやって来たブルースが頭痛を訴えたため、急いで痛み止めを1錠与えた。その後、ブルースは靴も脱がないままベティのベッドに倒れ込んだという。その後、プロデューサーから電話があり、ベッドルームをのぞくとブルースが熟睡していたのでそのままに。しばらくして再びベッドルームへ行ったが、呼んでも起きなかったため、急いでプロデューサーに連絡した。さらにブルースの主治医と連絡が取れなかったため、自分の主治医を呼んできた時には、すでに瀕死の状態だったという。
この回想録では、大のブルースファンとして知られる俳優で映画監督のチャウ・シンチー(周星馳)についても語っている。「少林サッカー」の撮影に資金協力し、もし成功したらブルースに関する映画を作るという約束だった。しかしその後、チャウ・シンチー側からこれに関する話が全く出ないため、失望させられたとしている。
(新華網日本語)
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