発展戦略をドッキングさせ 地域の相互接続を促進
中欧はそれぞれユーラシア大陸の両側に位置し、当面共に発展の新たなチャンスに直面している。多くの欧州諸国がアジアインフラ投資銀行(AIIB)に積極的に参与しており、中国は欧州戦略投資基金(EFSI)への参与を考慮している。「一带一路(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)」の提案と欧州投資計画とのドッキングには幅広い将来性がある。これらはいずれもアジア欧州大市場の構築や、アジア・欧州の沿線諸国の経済発展と繁栄の推進に役立つだろう。
欧州委員会のユンケル会長は次のようにみなしている。EUと中国は多くの方面でインタラクティブを実現させることが可能だ。例えば、欧州東部の交通網( 交通ネットワーク)整備はシルクロード西端の整備と相互にドッキングすることができる。また、EUと中国はプロジェクトの選考や保証プロジェクトの効果的且つ持続可能な実施というような「ソフト面」でのインタラクティブを求め、互いのやり方を学び、参考にすることができる。
手を携えて挑戦に立ち向かい 世界の平和と発展を守る
中欧は世界の舞台における2つの重要な力で、国連・安全保障理事会で常任理事国の議席を3つ持つ。当面世界の政治・安全分野は多くの課題に直面しており、中欧の協力は世界の平和と発展の擁護に有利だ。
欧州大学院大学(College of Europe)欧中リサーチセンターのAnna Katharina Stahl研究員は次のように記者に語っている。EUと中国は世界発展の問題で広大な協力の空間を擁している。今年9月、国連では2015年以降の開発アジェンダの採択に関するハイレベル会合を開催する予定で、国連の舞台での重要な役割として、欧中は協力を強化して当計画の順調な打ち出しを確保する必要がある。
(新華網日本語)
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