【新華社北京5月21日】日本の安倍晋三首相は20日、日本国会の党首討論で、『ポツダム宣言』が日本の侵略戦争に対する定性を明確に承認することを拒否した。
同日開かれた国会の党首討論で、日本共産党の志位和夫委員長は、日本が『ポツダム宣言』を受諾して終戦し、『ポツダム宣言』の第6条及び第8条で言及した『カイロ宣言』では既に日本が発動した戦争は侵略戦争であると確定したと述べ、安倍首相に日本が発動したあの戦争は間違っていたかどうかについて明確な態度表明を要求した。 しかし、安倍首相は態度表明を拒否し、逆に自分が『ポツダム宣言』のこの部分の内容を読んだことがないため、「評価できない」と称した。
志位和夫委員長は更に安倍首相に『ポツダム宣言』を承認するかどうかと質問したら、安倍首相はまた明確な態度表明を回避し、ただ『ポツダム宣言』を受け入れることは日本の終戦を迎えた方法だと称した。
安倍首相のこの回避とごまかす態度に対して、志位和夫委員長は、『ポツダム宣言』は日本が発動した戦争は侵略戦争である性質を明確に確定したにも関わらず、安倍首相は侵略戦争であることを承認したくないし、間違った戦争であることも認めたくないだと批評した。(翻訳・編集/呉寒氷)
(新華網日本語)
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