新華社記者 金良快 撮
故宮博物院は17日、「来月13日から厳格な入場制限措置を取る」と発表しました。6月13日から、毎日の入場者数が延べ8万人に制限されるとともに、1人1日1枚というチケットの実名購入制度が実施されます。また、団体用チケットの窓口販売が廃止され、旅行会社はネットを通してチケットを予約することになります。
北京青年報によりますと、ここ数年連続で故宮の年間入場者数が1000万人を超え、2012年から2014年まではそれぞれ延べ1535万人、1456万人、1525万人でした。これはルーブル美術館、大英博物館などの世界レベルの博物館の入場者数を数百万人上回る規模で、「高齢」の紫禁城とその所蔵文化財に安全上の大きな圧力がかかってしまっているということです。