【新華社北京5月18日】中国の習近平国家主席は17日に北京の人民大会堂でアメリカのジョン・ケリー国務長官と会見した。
習近平主席は次のように指摘した。私とオバマ大統領は中米両国の新型大国関係を構築することを一致して同意し、それが両国の共同利益に合致すると認識している。去年11月、オバマ大統領が中国を訪れた時、私との会談で重要な共通認識に達し、豊かな成果を得た。今年9月、私はオバマ大統領の招請に応じてアメリカを国事訪問する予定だ。私は、その時にオバマ大統領と共に、中米関係及び共に関心を寄せる問題などについて真摯かつ踏み込んだ意見交換を行い、相互協力をより一層切り開き、両国の国民及び世界の人々に更に利益をもたらすよう期待している。
習近平主席はまた次のように指摘した。現在中米関係が全体的から見ると安定に発展し、去年両国の貿易、投資及び人員の往来は全て史上最高値を記録し、双方はエネルギー、軍隊、人文などの重要な分野における協力は新たな進展を取得し、重大な国際地区と世界性の問題に対して密接な交流と協調を保っていた。新しい情勢の下、双方は絶えず実務協力を開拓し、協力のスポットライトを作り出さなければいけない。
習近平主席は更に次のように指摘した。広々とした太平洋は中国とアメリカという二つの大国を収めるには十分な空間がある。中米が面と向かって歩み寄り、よく意見交換して対話し、信頼を深めて不信を解消し、協力を強化し、中米関係を終始に新型大国関係の構築という正しい方向に向かって前進させるように確保できるよう望んでいる。
これに対して、ケリー国務長官は次のように表示した。私は習近平主席の米中関係に対する評価を賛成する。我々両国の関係はとても重要だ。オバマ大統領は9月に習近平主席がアメリカに対する国事訪問、共に関心を寄せる問題について踏み込んだ意見交換を行うことに期待している。その時、習近平主席とオバマ大統領の会合は米中関係の更なる発展に重要な影響を与えるだろう。アメリカ側は両国首脳の会合に周到な準備を急ぎ、中国側との密接な協力とつり合いも行う予定だ。(撮影/新華社記者李涛 翻訳・編集/呉寒氷)
(新華網日本語)
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