通信:電子商取引の触角が「一帯一路」に沿って中国・ミャンマーの辺境貿易を繋ぐ

Jp.xinhuanet.com | 発表時間 2015-05-13 13:51:32 | 編集: 谢艳
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   【新華社北京5月13日】中国とミャンマーの間には長い国境線があり、辺境地域の人々による取引が早くから長期にわたって存在していた。前世紀80年代の中期以降、国境ゲートが徐々に開放されるに伴って、その規模もますます大きくなっていった。辺境貿易はミャンマーの対外貿易の中で比較的大きな割合を占めており、政府統計によると、ミャンマーにおける例年の貿易額は約270億ドルで、辺境貿易はその4分の1を占め、そのうち中国がミャンマーの対外辺境貿易に占める割合は最も大きいという。

   今の中国とミャンマーの辺境貿易は十数年前に比べ著しい変化が生じ、取引がより活発になり、取引の相当な部分はすでに企業化されており、瑞麗は中国・ミャンマーの最も多忙な口岸(通関地点)になっている。ミャンマーは主に中国から工業原材料、化学製品、機械設備、生活用品などを輸入し、中国向けに輸出されているのは主にトウモロコシ、米などの農産物および水産、ゴム、皮革や鉱物などで、地元のスイカやマンゴーも大量に中国に売られて行く。

   中国政府は電子商取引の海外進出を奨励している。「一帯一路(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)」の戦略構想の中で重要な地位を占める東南アジアでは、たいへん多くの人々がすでに淘宝網を使って中国からさまざまな商品を購入している。そして逆に、多くの人々が電子商取引のプラットフォームを通じて東南アジアのさまざまな商品を中国市場へ販売している。このような商売はウィンウィンの結果を達成させ、物流などのサービス業の発展も促進した。

   電子商取引は越境貿易を促進し、ミャンマーの農家にもはっきりと見える変化をもたらした。ビジネスマンの呉秋夢さんは、ミャンマーの農家の多くがかやぶきの家をレンガの家に換え、バイクやトラクターも益々増えている。目あたらしい辺境貿易の方式が彼らの貧困から脱却して豊かになる足どりを加速したと述べた。

(新華網日本語)  

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キーワード    中国とミャンマー 辺境貿易
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