呂輝東研究員は次のように述べた。近頃、日本政界で歴史修正主義観点が氾濫し、特に安倍首相本人が再三公開の場で日本による発動した侵略戦争を「あの戦争」と称しており、また、個人の専門書に「日本のA級戦犯は戦争犯罪者ではない」と書いてあり、「東京裁判」を「戦勝国の敗戦国に対する裁判」と言い張っているなど。そのゆえ、この文献の出版は、安倍首相が日本の侵略の歴史と「東京裁判」を否認する言行に力強く反撃し、安倍の類の歴史修正主義の観点にも有力に反撃している。
この文献が学界からの幅広い注目を集める問題について、呂輝東研究員は次のように示した。史学界や法学界であっても、国際関係学界であっても、日本軍国主義による戦争発動の犯罪行為を実証する証拠と史料が必要だ。出版されたこの文献は完全な史料及び大量の日本侵略の犯罪行為に関する証拠を提供している。学術界は完全な史料の再現及び証拠を通じて、日本の歴史修正主義の観点に有力に反駁することができる。
(記者/李大超 翻訳・編集/謝艶)
(新華網日本語)
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