【新華社北京5月1日】新たな米日防衛協力のための指針(ガイドライン)や米高官が近ごろ発表した中国関連発言に対して、中国国防部の耿雁生報道官は20日にそれらに対して「高度に注目している」と表示した。
当日に行われた国防部の定例記者会見で、耿雁生報道官は次のように強調した。軍事同盟は時代遅れのもので、平和発展、協力ウィンウィンという時代の流れに背いている。米日が軍事同盟を強化し、安全防衛協力の範囲を全世界に拡大したことが、世界の平和と地域の安定にどんな影響が及ぼされるのか、各国は高く注目に値する。
耿雁生報道官はまた「中国側は一貫して平和で争論を解決することを主張し、同時に国家領土の主権と海洋権益を維持することも堅持している。我々は地域外の国家が中国と周辺国家における領土主権と海洋権益の争論に対して手を出すことに反対する。誰でも我々の正当な権益を維持する決心と能力を見くびるべきではない」と述べた。(翻訳・編集/呉寒氷)
(新華網日本語)
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