中国の民間団体、日本・安倍晋三首相に歴史正視を促す

Jp.xinhuanet.com | 発表時間 2015-04-30 14:46:14 | 編集: 谢艳
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   【新華社北京4月30日】中国民間対日賠償請求連合会は、4月27日に安倍首相がハーバード大学での演説で「慰安婦」問題に対し明確に謝罪するのを拒否したことについて強く抗議し、安倍晋三首相に歴史を直視し、また中国の被害者にお詫びし、謝罪するよう求める書簡を、29日、日本の木寺昌人駐中国大使宛てに送付した。

   4月27日、日本・安倍晋三首相はハーバード大学で演説した際、第二次世界大戦中の日本軍の「慰安婦」を「人身売買の被害者」と称し、日本がこの問題の加害国であることを口をつぐんで触れようとはしなかった。

   「慰安婦」とは第二次世界大戦中に日本軍人に性的サービスを提供し、性奴隷となることを強いられた女性を指す。歴史学者は、アジアには日本に強制的に「慰安婦」にさせられた被害者およそ数十万人がいると推測しており、日本軍が彼女たちにもたらした傷は消えることはない。

   安倍首相は演説の際、日本が第二次世界大戦中にもたらした被害について「後悔」の意を表したが、「慰安婦」問題に対し明確に謝罪することを再度拒否している。

   中国民間対日賠償請求連合会は抗議の書簡で次のように記している。「時が過ぎ去って70年余りになるが、日本は被害者に謝罪とお詫びをしないばかりか、今のところ「河野談話」や「村山談話」を否定する面構えを見せ、当たり障りのない程度に「後悔」の意を示している。安倍さんにお聞きします。あなたは日本軍の中国侵略の罪を否定しているが、それではあなたの言う「後悔」とは一体どこから来ているのか?」

   「日本政府は戦後、第二次世界大戦中に日本軍が中国人民にもたらした災難についてお詫びや謝罪をするのを拒否し続けてきました。これは日本が侵略戦争を美化し、歴史の真相を隠し続けてきた原因でもあるのです。」中国民間対日賠償請求連合会の童增会長は、我々が日本政府に歴史正視を求めることは、軍国主義による反人類的行為の再演への警戒に対して重要な意義をもつと語っている。

(新華網日本語) 

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キーワード    慰安婦  安倍 歴史を直視
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