【新華社大阪5月1日】日本大阪に半年ぐらい休館していた歴史博物館「大阪国際平和センター」が30日、リニューアルオープンした。調整後の展示では、南京大虐殺なご日本軍による侵略行為を反映する展示品がほとんどなくなり、民衆の抗議を引き起こした。抗議者はこの調整は当時博物館の設立理念と離反していると見なしていた。
調整後の博物館では南京大虐殺、平頂山慘案などの日本軍による中国侵略歴史に関する写真、文献などの展示品が撤去され、残したのは主に大阪が第2次世界大戦で米軍に爆撃された悲惨な光景のみだ。
当日、一部の市民団体は、「大阪国際平和センター」周辺で集会を行い、博物館が展示内容を変更したことが設立当時の理念、すなわち日本が発動した侵略戦争はほかの国と地区の人民に巨大な傷害をもたらしたことを忘れない、と離反している。(翻訳・編集/呉寒氷)
(新華網日本語)
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