【新華社ジャカルタ4月23日】現地時間の4月22日午前、アジア・アフリカ首脳会議がインドネシアの首都ジャカルタで開かれた。習近平国家主席が会議に出席し、『バンドン精神を発揚し、協力・ウィンウィンを推進しよう』と題した重要演説を発表し、その中で各国はバンドン精神を大いに発揚し、絶えずそれに新しい時代の内包を付け加え、協力・ウィンウィンを核心とする新型国際関係の構築を推進し、国際秩序と国際システムがより公正で合理的な方向へ発展するよう推進し、アジアとアフリカの協力を強化して、人類の運命共同体の建設を推し進め、アジアとアフリカ人民およびその他地域の人民により良い福祉をもたらすよう推進してゆこうと表明した。
開幕式の後、アジア・アフリカ首脳会議全体会議が開かれた。インドネシアのジョコ大統領の招きに応じて、習近平主席が1人目として演説を発表した。習近平主席は次のように指摘した。60年前のバンドン会議は平和共存五原則を踏まえ、国家間関係を処理する10の原則を提起し、国際関係が正しい方向に向かって発展するのを推進するために、重大な歴史的役割を発揮した。新しい情勢の下、団結、友情、協力を内容とするバンドン精神には、依然として強い生命力が宿っている。習近平主席はバンドン精神の発揚について以下の3つの提案を提起した。
第一に、アジアとアフリカの協力深化。
第二に、南南協力の開拓。
第三に、南北協力の推進。
習近平主席は次のように強調した。新しい情勢の下、中国はアジアとアフリカの協力を揺るぎなく推進し、年内には国交を樹立している後発開発途上国に対し、税目対象製品の97%にゼロ関税待遇を与え、また発展途上国に向け政治条件を一切つけない援助を引き続き提供していく。中国は関連各国と共に「一帯一路(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)」の建設を推進し、アジアインフラ投資銀行(AIIB)を共に設立させ、シルクロード基金の役割をしっかりと発揮させてゆく。
(新華網日本語)
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