4月22日、中国の習近平国家主席はジャカルタでインドネシアのジョコ・ウィドド大統領と会見した。(撮影/新華社記者 謝環馳)
【新華社ジャカルタ4月23日】中国の習近平国家主席が22日、ジャカルタでインドネシアのジョコ・ウィドド大統領と会見した。
習近平主席は次のように示した。我々はバンドン会議60周年を記念することが重要な時代的意義を備えている。私はジョコ大統領と共に努力して、この会議をうまく開き、バンドン精神を継承・発揚し、多くの発展途上国の団結・友誼・協力を強めていきたい。
習近平主席は次のように指摘した。我々は各階層の緊密に疎通する好ましい勢いを保ち、既に両国間で締結した協議を加速して実行に移し、両国の発展戦略のドッキングを速め、総合的な手段で貿易バランスを推進し、二国間の通貨スワップ協定を着実に実行し、宇宙飛行、海上、科学技術など分野における実務的協力と人文交流を強めねばならない。中国側はより多くの実力ある中国企業がインドネシアのインフラ施設の建設と運営に参与することを励まし、より多くの中国公民のインドネシア観光を励ましていきたい。両国は国連、アジア太平洋経済協力(APEC)、20カ国・地域グループ(G20)などの多国間組織での協力を強化し、気候変動、エネルギー・食糧安全などのグローバルな議題での協調を強めねばならない。中国側は東南アジア諸国連合(ASEAN)共同体の建設を支持し、ASEANが当地域の協力で主導的な役割を果たすことを支持していく。
ジョコ大統領は、習近平主席がインドネシアへアジア・アフリカ首脳会議とバンドン会議60周年に出席することに歓迎の意を表し、次のように述べた。インドネシアは中国の各分野との協力を広め、中国側の「21世紀海上シルクロード」構想とインドネシアの新たな発展戦略が双方の協力にもたらす契機を深層から研究・検討することを希望しており、インドネシアのインフラ施設への中国側の投資拡大を歓迎する。
会見後、習近平主席とジョコ大統領は両国の高速鉄道プロジェクト協力文書の調印に立ち会った。
会見後、双方は『中華人民共和国とインドネシア共和国の共同プレスコミュニケ』を発表した。 (翻訳・編集/謝艶)
(新華網日本語)
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