中国国際青年交流中心の孫俊波主任(前列の右三)、林禎二在中国日本国大使館公使・経済部長(前列の左三)、及びプロジェクト申請地の関係指導者などは調印式に出席した。
【新華社北京3月17日】日本政府の草の根プロジェクトの無償援助した「山西省霊丘県史荘郷華山の川に橋を架けるプロジェクト」、「四川省儀隴県新政鎮龍神埡村の住民飲料水建設プロジェクト」に関する援助協定書の調印式は17日午前、北京で開催された。中国国際青年交流中心の孫俊波主任、洪桂梅副主任、林禎二在中国日本国大使館公使・経済部長、及びプロジェクト申請地の関係指導者などは調印式に出席した。
孫俊波主任は祝辞の中で次のように語った。世界銀行によると、中国には2億人以上の人口がまだ貧困レベル以下に生活している。この人口数は日本国人口の倍以上である。国民が身近くなれば国がより身近くなるだろう。中日両国の間にはその侵略戦争で今まで解決していない問題がまだたくさんあるが、草の根無償援助プロジェクトなどを含める多くの民間プロジェクトを通じて着実に住民たちの困難を解決すれば、「中日両国の友好関係を促進することができると思います。」
林禎二公使は挨拶の中で次のように述べた。このように日本との友好関係が深い山西省には31、四川省には39の草の根無償援助プロジェクトが展開された。関係部門の助けの下で、これらのプロジェクトは大きな効果を上げた。これらのプロジェクトの援助資金はすべて日本国民の納めた税金で、「日本国民の友情」を表したと思った。
日本政府は1990年から中国において草の根プロジェクトの無償援助活動を繰り広げて以来、初等教育、医療保健、民生環境などを主として既に1275の無償援助プロジェクトを実施し、プロジェクト総額は約92億円(約7億5000万人民元)で、当地の文化教育、医療衛生と民衆生活の条件を改善するために積極的な役割を果たした。また、これらのプロジェクトは当地政府と民衆の高い評価を取得した。(記者/謝艶・郭丹)
(新華網日本語)
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