【新華社北京3月17日】中国の習近平国家主席は16日、人民大会堂でハーバード大学のファウスト学長と会見した。
習主席はファウスト学長の来訪を歓迎し、閉幕したばかりの両会(全国人民代表大会と中国人民政治協商会議)の状況を簡単に紹介し、次のように強調した。われわれは「二つの百年」(二つの百年とは、中国共産党創立100年の2021年に小康社会を全面的に実現し、建国100年の2049年に富強・民主・文明的で調和のとれた社会主義現代国家を実現するということ)という目標を打ち出したが、その目標を実現するために、中国は自国の実情に見合った持続可能な道を歩んでいく。去年、私は北京でオバマ大統領と成功裏に会見し、中米新型大国関係の建設の重点の方向をさらに明確した。中米双方が共同で努力し、中米の人文交流の協力を絶えず深化し、中米関係の発展にプラスエネルギーを注入するよう望んでいる。
習主席は次のように指摘した。中国は教育を一貫して優先的に発展させる戦略的な地位に位置付けている。中国側は米国側との教育、科学技術に関する交流・協力も重視している。ハーバード大学は世界で知名な大学で、中国の教育界と科学技術界と長期にわたって協力関係を保っており、良い成果をあげている。両国の大学が交流を増進し、協力を深め、中米関係の発展により良く寄与していけるよう希望する。
ファウスト学長は習主席の会見に感謝の意を表明し、次のように表明した。米中の教育交流と協力は両国の国民の理解を深め、両国関係の発展を推し進めていく上で積極的な役割を果たした。ハーバード大学は中国と長期にわたる重要な協力関係を樹立しており、これからも中国の教育界と科学技術界との交流協力を強め、米中関係のさらなる発展に貢献していくと望んでいる。(翻訳・編集/王珊寧)
(新華網日本語)
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