「全民閲読」は二年連続して「政府活動報告」に書き入れた。これについて、李克強総理は次のように述べている。
昨年、「政府活動報告」を起草した際、私は各方面の意見を聞き取った。その時、文化界、出版界の人士だけでなく、経済界と企業界の人々も、全民閲読活動を支持し、「政府活動報告」には「全民閲読」という字句を書き加えるべきだと私に提出した。そのうえ、わが国の民衆は現在、毎年の閲読量はある国の一人当たりの十分の一に達しないと心配している人もいる。以上の意見を私に深く考えさせた。人々は物質的な富の増加を追求するだけではなく、もっと豊かな精神生活がほしいと表明した。
書籍と閲読は人類文明伝承の主なキャリヤーとも言える。私個人の経歴からいえば、暇の時間で閲読するのは享楽で、財産を持つことで、全生涯でも有益だとも言える。全民閲読は一種の雰囲気になって、どこにもあるほしい。わが国の民衆の閲読量は年々増加し、これも社会の進歩、文明程度の向上の重要な標識だ。その上、閲読を一種の生活様式とし、仕事様式と結び付けて、発展の革新力を増加するだけでなく、社会の道徳力も増加できる。これも私は「全民閲読」という字句を二回ほど「政府活動報告」に書き入れた原因で、来年も続く。
先ごろ、中国・ミャンマー国境で起きた事件に関する問題に答えた際、李克強総理は次のように述べた。あなたは私の心を痛ませる一つのことを聞かせた。中国・ミャンマー国境に位置する我が国の地帯で、我が国の一部の住民は生命と財産の損失を受けた。「私はまず犠牲者の家族に哀悼と心のこもった慰問の意を表したいです。」
李克強総理は、「我が国の政府、外交部、軍側はいずれもミャンマー側に厳正な申し入れを行いました。我々は中国・ミャンマー国境の安全と安定を断固として維持し、我が国の人民の生命と財産の安全を断固として保護する責任と能力を有しています。」と示した。
(新華網日本語)
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