ある記者はつぎのように質問した。李克強総理は何回も「壮士断腕」(果敢に一部を切り捨てる)の決心で改革を推進すると強調し、この過程は痛いかもしれないと言った。中国経済の成長が缓んでいる今日、李克強総理はまたこのような決心を保つのか。中国経済は続いて緩んでいくのか。未来はより痛いのか。
李克強総理は次のように述べた。この方面について多くの実行しない状況が存在し、推進するときにいくつか新たな問題も発見された。われわれは努力して、引き続き簡政放権(行政の簡素化・権限の下部に委譲)を推進しなければならない。今年、政府は次の3つの面の仕事を重点的に行わなけれならない。まずは全面的に非行政許可を取り消し、法律の外で権力を実施してはならない。次は権力の明細書と責任の明細書を推進する。3つは事中と事後の監視・管理の新たなモデルを探索する。
私は何度も次のように語った。新常態の下で、我々は中国経済の合理的空間における運行を保ってゆく。もし経済成長のスピードを緩めることが雇用、収入などに影響を与え、合理的区間の下限に迫れば、我々は中国に対する政策と市場の長期的な予期を安定させるながら、方向を定めたコントロールの力を強めることによって、市場の当面の自信を安定させる。
李克強総理は何億何万の出稼ぎ労働者について次のように述べた。大衆の起業とイノベーションは改革であり、歴史の啓示でもある。30数年前を振り返ると、農家請負制政策が実施されてはじめて何億何万の農民の生産・経営に対する積極性を振るい上がらせ、また人口の移動が認められてはじめて、何億何万の出稼ぎ労働者が都市へ移動し、中国経済の奇跡を起こした。
私はまた、数多くのコーヒー屋、衆創空間(新型創業プラットフォームの総称)のところを訪れ、そこにいる若者たちは多くの素晴しいアイディアを持つと目にしている。彼らは研究・開発した生産品が市場のニーズをけん引できると言える。まさに達人が民間におり、繭を破れば蝶になれるという!