【新華社北京3月15日】第12期全国人民代表大会第3回会議は15日午前閉幕した後、中国国務院の李克強総理は人民大会堂で取材する中外の記者たちと会見し、記者の質問に答えた。主な内容は次の通り。
李克強総理は次のように述べている。中国が去年に外資を導入する力強さは最大の一年である。中国に進入した外資が1200億ドルに達した。同時に、我々も中国の企業が「海外に進出し」、中国の公民が国外へ行って起業することを望んでいる。もちろん、中国の関連法律の規定に遵守し、当地の法律にも遵守すべきである。
李克強総理は不動産市場の長期的で安定な発展を維持するようにすると指摘、次のように述べた。中国の都市化の進展は加速しつつあり、中国の不動産には剛性需要がある。我々は、住民のマイホーム需要や住み替え需要をサポートし、不動産市場の安定的で健全な発展を維持する。
オンラインショッピング、宅配などの新しい業態について、李克強総理は次のようにのべた。私もオンラインショッピングの経験があった。オンラインショッピング、宅配及び関連する電子商務などの新しい業態のために広告をしたい。それは雇用の職場を作り出し、消費を刺激できるから。人々はネットでの消費の熱情は常に高い。ネットでも、実体店でも信用と質量を重視し、消費者の権益を守るべきだ。
現在の政府は二年間内に大いに力を注いで、当初に提出した5年間内に三分の一の行政審査・批准事項の取り消しの目標を完成した。そのうち、一部は取り消し、一部は下部に委譲したのだ。我々は商事制度の改革を推進した後、毎日一万以上の企業が登録し、前年に比べて50%を増えた。それによって、活力が民間から来て、簡政放権(行政の簡素化・権限の下部に委譲)の方法が経済の成長スピードの減速に対応するために支柱的なパワーを発揮できることがわかった。
腐敗撲滅の推進について、李克強総理は次のように述べている。中国共産党中央と政府は一貫して腐敗撲滅・廉潔提唱の方針を堅持している。中国共産党第18回全国代表大会以来、習近平氏を党書記とする党中央は「腐敗があればかならず反対し、汚職があればかならず懲罰する」と堅持してきている。一部のいわゆる「地位高く、権力も大きい」人は法に基づく調査、処理された。その効果は明らかで、人民大衆も擁護している。
だから、制度上の腐敗撲滅を推進することは主要な部分も副次的な部分もいっしょに治すこととは一致するのだ。第一は法に基づく国家統治だ。毎一人も、法の下において平等であり、誰でも法律以外で権力を使われない。第二は体制改革の推進だ。たとえば、腐敗の人々の同じ特徴はレントシーキングだから、行政の簡素化の一つ重要の目標は、断固として権力のレントシーキング空間を除去し、腐敗の土壤を取り除くことだ。第三は監督と教育の強化だ。権力が太陽の下に運行させ、社会の監督を受けさせる。公職の人々は自律意識を高め、権力を利用して私利を図かなく、公的利益を図かなければならない。この過程の中で、私たちは不当な行為を懲罰する上に、何もしない行為にも反対し、政務に怠けることも許されない。