【新華社モスクワ2月15日】ロシア駐在の李輝中国大使は13日、モスクワで、「一帯一路(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)」は中ロ両国の全面的戦略協力パートナーシップを深化する増倍器で、中ロ両国の靑年には「一帯一路」の戦略構想への注目を強め、中ロの全面的戦略協力パートナーシップが新たな段階に上るのを推進するためにしかるべき貢献を行ってほしいと表明した。
李輝大使は13日、「一帯一路」構想についてモスクワ交通大学で基調演説を行った。李輝大使は、「一帯一路」の提案は新しい情勢の下、中国が改革開放を深化し周辺外交を推進する重大な戦略構想で、世界各国から幅広く注目され周辺の多くの国が十分に肯定し熱心に参与していると語った。
李輝大使は次のように語った。「一帯一路」の共同建設は中ロ双方の共同利益のありかで、両国の全面的戦略協力パートナーシップを深化する倍増器だといえる。地理的隣接からの優勢であろうと、両国の政治的相互信頼の優勢であろうと、ロシア側はいずれも中国側の「一帯一路」の共同建設構想における最も重要な国の一つだ。中ロ関係は現在歴史上で最良の時期にあり、両国の政治的相互信頼は絶え間なく深まり、実務的協力は着実に進み、多くの重大な戦略プロジェクトが飛躍的な進展を獲得しており、双方が「一帯一路」構想の中で協力を展開するために堅固な基礎を打ち立ててゆく。
(新華網日本語)
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