【新華社福州2月13日】劉奇葆中国共産党中央政治局委員、中央書記処書記、中央宣伝部部長は福建省泉州市で開催された21世紀海上シルクロード国際シンポジウムに出席し『海上シルクロードに帆を揚げて、ウィンウィン・発展を実現させよう』というテーマの基調演説を行った。
劉奇葆部長は次のように指摘した。習近平主席がシルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロードの共同建設における協力の提案を提起したことは、歴史を詳細に点検し今日の参考とし、未来に向けて互いに溶け合い、近づき合い、相互に補完しており、沿線各国が共に発展をはかり、共に繁栄するために新しく且つ重大な契機を提供している。21世紀海上シルクロードを建設するには、シルクロード精神を堅持・発揚し、開放的な発展、協力的な発展、ウィンウィンの発展の理念を確立し、心を一つにして力を合わせて、沿線諸国の経済貿易と文化交流の大通路を構築せねばならない。
劉奇葆部長は次のように指摘した。21世紀海上シルクロードの沿線諸国は、「相手側には味方がいて、味方には相手がいる」といった運命共同体だ。開放・包容の相互信頼への道を共に建設するには、互いに支え合い、大同につき小異を残し、地域発展の安定の大局を守らねばならない。互恵協力のウィン・ウィンの道を共に建設し、貿易と投資の協力を深め、コネクティビティの建設を推進し、海洋協力パートナーシップをしっかりと発展させるべきだ。調和・共存の平和の道を共に建設するには、平和的方法や外交手段により、平和を共にはかり、平和を共に守り、平和を共に享受せねばならない。互いを鏡とする文明の友好の道を共に建設し、国を治め行政に取り組む理念と実踐経験の交流を強化し、科学技術、教育、文化、スポーツなどの分野での協力を推進するべきだ。夢へと繋がる夢を叶える道を共に建設し、中国の夢と沿線諸国の人民のすばらしい夢を繋ぎ合わせ、共に夢を追いかけ、夢を実現してゆかねばならない。
（新華網日本語）
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