第一期八路軍研究会第一回全体会員大会の現場(写真は八路軍研究会より)
【新華社北京2月10日】八路軍研究会は2月7日に北京で第1期八路軍研究会第一回全体会員大会を開催し、抗日戦争勝利70周年の記念活動を手配した。
八路軍研究会の陳知建会長は大会で演説し、会員たちに八路軍研究会の七つの主な研究内容について次のように明確にした。八路軍(根拠地)の抗日戦争中の地位的役割、八路軍の団(連隊)以上の将校の成長史とその素晴らしい戦功、八路軍の有名な戦役・戦闘および影響のはかり知れない歴史的事件、抗日の根拠地における軍政軍民関係、各抗日の発祥地間の連絡および協力、抗日民族統一戦線の中の八路軍と友軍の関係、国際の八路軍に対する支援と援助。
大会では八路軍研究会の規約、組織の枠組み、会員の入会プロセス、規則制度を発表し、八路軍研究会の主要な任務である八路軍抗戦の歴史の研究、八路軍の革命精神および民族精神の学習と伝承を行う。
大会ではまた、2015年において八路軍研究会は主に大型連続ドラマ『黄崖洞』の撮影、「抗日戦争勝利70周年記念と八路軍の大型写真展」の構成を展開し、反ファシズム戦争勝利70周年を祝って贈り物を献じる。
中央党史研究室の関連の指導者、八路軍研究会の発起人、八路軍研究会の会員など300人近くが7日の大会に出席した。将軍の子孫による合唱団が大会で「八路軍軍歌」などの当時の抗日戦争歌曲を歌った。
八路軍研究会は聶力、葉選寧、劉太行、羅東進、徐小岩、賀暁明、彭鋼、胡徳平、劉建、陳昊蘇、陳知建、曾双平などの建国の将帥の子孫、126人が署名・発起したもので、国家の関連部門の承認を得て、山西省委員会、省政府および党史弁公室、民政庁の力強い支持のもと、2014年9月5日に正式な登録を完成させた。八路軍研究会の会長は陳赓将軍の息子で、重慶警備区の元副司令官である陳知建少将が務め、法定代表人・事務総長は建国の少将、曾新泮の息子で、北京軍区聯勤部の元参謀長である曾双平氏が務める。当本部は山西省に設置されている。
山西省は抗日戦争時期の八路軍本部の所在地で、35000人の八路軍のうち、3つの師団が山西に配置され、平型関の勝利、「百団大戦」などの日本軍をせん滅した多くの有名な戦役は山西省で発生していた。抗戦の主戦場の一つとして、山西省の土地は無数の革命烈士の鮮血で染まっており、八路軍研究会が本部を山西省に設置したことには、特別な歴史的意義や現実的な意義がある。
八路軍研究会は大衆性をもった社会的学術団体で、中国共産党山西省委員会党史弁公室の主管のもとで業務を展開し、八路軍研究会の配下に学術委員会や、事務、研究、宣伝といった3つのセンターを設けており、主に歴史に対する緊急措置、研究・交流、学術・研究討論、ウェブサイトの設置、八路軍精神の宣伝に従事している。八路軍研究会は主にインターネットを頼みとして業務を展開し、現地考察を適切に組織して、研究の基礎の上で宣講団を組織し、映画とテレビによる文学作品を制作して宣伝を行っているという。
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