【新華社北京1月6日】日本では、毎年西暦の1月1日からの数日間は正月と呼ばれている。日本人は正月を大変重視し、毎年正月になると、外で仕事や学業を行う人々ができるだけ自家に帰り、家族団欒で正月を祝う。しかし、多くの在中日本人留学生は勉強のため、帰国もできず、家族と団楽することもできない。では、これらの留学生たちは今年どのように新年を過ごしているのか?彼らは2015年の中日関係にどのような期待を抱いているか?そのため、新華網日本語チャンネルの記者は近日に北京語言大学の日本人留学生7人を取材した。彼らは記者の質問に答えた際に、中国に来てから、中国のことが好きになり、中日関係の改善、経済と貿易協力の継続的な深化、両国の民間交流の更なる発展を希望していると示した。
自作した切り紙を見せている辻美緒 23歳(新華網 李大超 撮)
辻美緒さんの出身地は兵庫県で、彼女は三回目に中国にきて、留学するのだ。辻美緒さんはなぜ最初に中国語を勉強したかったという話に及んだ時、次のように示した。高校生の時に、学校は中国語の授業があった。初めて中国語に接触すると、すぐ中国語が好きになった。また、中国の文化に濃い興味を持っている。中国に留学してから、いっそう中国が心より好きになり、特に中国の切り紙に熱中し、さらに授業の余暇を生かして切り紙の技を学んでいる。
帰国しないで家族と一緒に正月を過ごしていないことでどう考えているという問題について、辻美緒さんは次のように答えた。家族はそばにいなければ、些か寂しく感じているが、北京で各国からの人々と一緒に正月を過ごして、異なる文化を感じ取られるのは、非常に意義のあることだ。家族と一緒に正月を過ごしていないので、彼女は家族に「あけまして、おめてどうございます。ご健康を祈ります。」と伝えたい。
2015年の中日関係について、辻美緒さんは、「中日両国関係の改善、経済貿易における協力の継続深化を願っています。」と言った。