東京五輪競泳金メダルの汪順選手、杭州アジア大会への抱負語る
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東京五輪競泳金メダルの汪順選手、杭州アジア大会への抱負語る

新華社 | 2023-09-22 18:17:05

杭州オリンピックスポーツセンターの水泳館で新華社記者の取材を受ける汪順選手。(4月5日撮影、杭州=新華社配信/逯万翔)

   2012年のロンドン五輪で彼は、肩のけがを軽視したために腕がほとんど上がらなくなり、200メートル個人メドレーで準決勝敗退となってメダルに手が届かなかった。14年の仁川(インチョン)アジア大会でも同じような状況が起こり、レース前日に突然発熱してベストの力を出すことができなかった。16年のリオデジャネイロ五輪ではレースに向けて必死にトレーニングに励み、本番でも全ての力を出し切ったものの、銅メダルに終わった。

   彼は「外からの自分に対する不満の声がどんどん大きくなっていった。毎度毎度金メダルを逃すのは自分にいわゆる『チャンピオンの相』がないからだ、スポーツ競技の最高の舞台で自分を証明することは永遠にできないだろうと多くの人に言われた」と振り返った。

   その時、彼のコーチは「ここでひるんでいたら、次のレベルに進めずに終わるよ」と励ましたという。汪順選手は「競技スポーツというものはもとより穏やかな川の流れではなく、その道は必ず試練や不確実性に満ちていて、たゆまぬ努力を重ねてこそ目標を達成できる。それをコーチが教えてくれた」と語った。

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