杭州オリンピックスポーツセンターの水泳館で新華社記者の取材を受ける汪順選手。(4月5日撮影、杭州=新華社配信/逯万翔)
【新華社杭州9月22日】中国浙江省杭州市で開かれる第19回アジア競技大会(杭州アジア大会)を前に、同大会に向けて調整している東京五輪競泳男子200メートル個人メドレー金メダリストの汪順(おう・じゅん)選手が競泳、飛び込みなどの会場となっている杭州オリンピックスポーツセンターでインタビューに応じ、地元での開催となる同大会で最大限の力を発揮したいと語った。
汪順選手は1994年同省寧波市生まれの29歳で、既に「ベテラン」として見られるようになった。本人は「18歳から27歳までに3度五輪に出場し、その間に若手からベテランになり、期待されない選手からアジア記録を更新するまでになった。その多くの時間において、自分はプールの中で順調に流れに乗っていたのではなく、荒波の中を突き進んで来た」と話す。