【新華社北京4月18日】中国外交部報道官は17日の記者会見で、米日両国の指導者が現地時間16日の会談後、共同声明を発表し、台湾、釣魚島、香港、新疆、南中国海などの問題で懸念を表明したことについてコメントを求められ、次のように答えた。
台湾、釣魚島はいずれも中国の領土だ。香港、新疆に関する事は完全に中国の内政に属している。中国は南中国海諸島とその周辺海域に対し議論の余地のない主権を有している。米日共同声明は中国の内政に乱暴に干渉し、国際関係の基本準則に重大に違反している。中国はこれに強く不満を持ち、断固反対しており、すでに外交ルートを通じて米日両国に厳正な立場を表明している。
米日は常に「自由開放」を吹聴しているが、実際には徒党を組んで「小さなグループ」を作り、集団的な対抗を扇動している。これは完全に時代の流れに逆行する動きであり、地域と世界の圧倒的な多数の国の平和を求め、発展を図り、協力を促すという共通の期待に背いており、世界の人々に「米日同盟」が地域の平和と安定を損なう本質と企みをますます明確に示すことになるだけだ。
われわれは米日が中国の懸念に対し厳粛な態度で向き合い、「一つの中国」の原則を厳守し、中国に対する内政干渉を直ちにやめ、中国の利益を損なうことを直ちにやめるよう要求する。中国はあらゆる必要な措置をとり、国家の主権、安全、発展の利益を断固として守る。
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