【新華社北京４月５日】中国国家衛生健康委員会は５日、３１省・自治区・直轄市と新疆生産建設兵団からの報告により、新型コロナウイルスの感染者が４日、新たに３２人確認されたと発表した。内訳は雲南省が１５人で、輸入症例が１７人（陝西省４人、上海市３人、四川省３人、江蘇省２人、北京市１人、天津市１人、内モンゴル自治区１人、浙江省１人、福建省１人）となっている。新たな死者と感染の疑いがある患者は確認されなかった。新たな退院者は９人で、経過観察が解除された濃厚接触者は２４０人だった。
５日午前０時時点の中国本土の感染者数は２３８人で、重症者は２人。
輸入症例患者は現在１８９人で、うち重症者が２人。感染の疑いがある患者は２人だった。輸入症例の累計感染者数は５３５２人で、うち５１６３人が既に退院しており、輸入症例の死者は確認されていない。
４日に新たに確認された無症状感染者は１８人（輸入症例１３人、雲南省５人）だった。同日に確定診断された無症状感染者は３人（全て輸入症例）、１０人（全て輸入症例）が経過観察を解除された。現在、経過観察を受けている無症状感染者は３０４人（輸入症例２６７人）となっている。
５日午前０時時点の中国本土の累計感染者数は９万３０５人で、退院者は８万５４３１人、死者は４６３６人となった。特定された濃厚接触者は累計９９万３３６１人で、現在も７４３０人が経過観察を受けている。
香港・マカオ・台湾地区からの感染確認報告は累計１万２６０３人で、内訳は香港特別行政区が１万１５０８人（退院１万１１３９人、死者２０５人）、マカオ特別行政区が４８人（退院４８人）、台湾地区が１０４７人（退院９９７人、死者１０人）だった。
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