【新華社北京4月4日】中国国家衛生健康委員会は4日、31省・自治区・直轄市と新疆生産建設兵団からの報告により、新型コロナウイルスの感染者が3日、新たに21人確認されたと発表した。内訳は雲南省が10人で、輸入症例が11人(上海市6人、広東省2人、北京市1人、天津市1人、福建省1人)となっている。新たな死者は確認されず、感染の疑いがある患者は2人(上海市での輸入症例)増えた。新たな退院者は9人で、経過観察が解除された濃厚接触者は417人だった。
4日午前0時時点の中国本土の感染者数は215人で、重症者は前日と同数の2人。
輸入症例患者は現在181人で、うち重症者が2人。感染の疑いがある患者は3人だった。輸入症例の累計感染者数は5335人で、うち5154人が既に退院しており、輸入症例の死者は確認されていない。
3日に新たに確認された無症状感染者は18人(輸入症例17人、雲南省1人)だった。同日に確定診断された無症状感染者は4人(輸入症例1人)、15人(全て輸入症例)が経過観察を解除された。現在、経過観察を受けている無症状感染者は299人(輸入症例267人)となっている。
4日午前0時時点の中国本土の累計感染者数は9万273人で、退院者は8万5422人、死者は4636人となった。特定された濃厚接触者は累計99万2439人で、現在も6749人が経過観察を受けている。
香港・マカオ・台湾地区からの感染確認報告は累計1万2594人で、内訳は香港特別行政区が1万1501人(退院1万1133人、死者205人)、マカオ特別行政区が48人(退院48人)、台湾地区が1045人(退院992人、死者10人)だった。
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